受託加工

乾燥

流動乾燥機や真空乾燥機を用いることで、粉体の乾燥においてはケーキ状の原料からスラリー状の原料まで様々なものに対応いたします。

【流動乾燥機】: 粉粒体を流動化して乾燥する方式で、蒸気による熱交換器を経て熱風となった空気を乾燥室底部より送入します。
流動状態にすることで、乾燥物に絶えず熱風を接触させて乾燥が行なわれます。乾燥物を通過した空気はバグフィルターを経てブロワーにより大気へ放出されます。

【真空乾燥機】: 加熱・冷却に対応したジャケットつきのSVミキサーを使用し、乾燥物を攪拌しながら乾燥を行なうことで、均一な乾燥物を大容量で処理することができます。
真空ポンプにより気化したガスはフィルターを経てコンデンサー通過時に冷却することで、溶剤として回収が可能です。

当社では湿式押出造粒機を採用しております。
粉体に溶媒を添加し、造粒機を経て押し出されたものが、乾燥工程を経て顆粒品として処理いたしております。

奈良式粉砕機を使用した微粉砕からハンマーミル、カッターミルを使用した粗粉砕まで様々な粉砕に対応いたします。

万能混合攪拌機および大容量の攪拌釜を使用した液体の混合から、SVミキサー・ブレンダーを使用した粉体の混合まで様々な混合に対応いたします。

当社ではダイノーミル（水平型のマイクロビーズミル）により、液体での粉砕を行なっており、固体の粉砕よりもさらに微粉化が可能となります。
この手法は、分散にも用いられる粉砕方法であり、粒度も均一になります。

振動篩い機を使用することで指定の粒径にあった状態に分級し、フレコンバックや紙袋・ダンボールケースなど、指定のパッケージにリパックいたします。